VRインサイド

日本市場の弱点を逆手に世界展開 伸び悩むAR/VR業界にエレコムが本腰

エレコムは10月2日、AR/VRコントローラのソフトウェア開発キット(SDK)「Vroom(ヴルーム)」を開発したワンダーリーグと提携し、AR事業に本格参入すると発表しました。IDCの調査によると、全世界のAR/VR市場は2017年で約1.2兆円だそうですが、21年には約24兆円まで成長するということです。毎年平均213%という高い成長率ですが、これを日本だけでみると167%まで下がります。原因はスマートフォンのOSシェアでiOSが過半数を占める特異な市場構造にあるためです。現在のAR/VRのプラットフォームはハードウェア主体で、スマートフォンであればAndroidの一部端末が対象です。結果、対応端末が世界では約22%なのに対して、日本は約2%にとどまっているのです。しかし、エレコムの梶浦幸二 常務取締役は、この足かせがチャンスになるとみているのです。iOS向けのAR/VR市場は開拓されておらず、パイオニアとなれば世界市場に打って出ることも可能だからです。17年2月時点で、iPhoneユーザーは日本で0.5億人、米国で1.2億人、中国で2.7億人と推測されているのです。

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